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映画記事詳細

知念侑李&中川大志がピアノ、ドラムを生演奏!小松菜奈にサプライズ!! 「坂道のアポロン」完成披露舞台挨拶

知念侑李&中川大志がピアノ、ドラムを生演奏!小松菜奈にサプライズ!! 「坂道のアポロン」完成披露舞台挨拶
<左から、三木孝浩監督、中村梅雀さん、中川大志さん、知念侑李さん、小松菜奈さん、真野恵里菜さん>
第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位に輝いた伝説的コミックが青春映画の名手・三木孝浩監督の手によって実写映画化された「坂道のアポロン」。
この度、映画の完成を記念し、2月5日、東京・EX THEATER ROPPONGIにて完成披露試写会が行われました。上映前に行われた舞台挨拶には、知念侑李さん、中川大志さん、小松菜奈さん、中村梅雀さん、真野恵里菜さん、そして三木監督が登壇。イベントでは、知念さん、中川さんによるピアノ、ドラムの生演奏が披露されたほか、2月16日に誕生日を迎える小松さんを会場全員でひと足先にお祝いしました。
大盛り上がりとなった本イベントの様子を詳しくレポートします。

 

知念侑李さん(西見薫役)
今回、初単独主演ということで、お話をいただいた時からドキドキでした。今日もまだドキドキしています(笑)。キャストの皆さん、そして監督をはじめとするスタッフの皆さんに支えられて、本当にいい作品になったと思います。一カ月半、佐世保で作り上げた楽しい空気で今日も楽しんでいきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします。
中川大志さん(川渕千太郎役)
千太郎という役をいただいてから準備をして、撮影をして、長い間ずっとこの役とともに過ごしてきました。なので、すごく思い入れがあります。僕自身、すごく愛している映画なので、皆さんに観ていただける日が来て、嬉しいような、ちょっと寂しいような気持ちです。皆さんがどういう風にこの映画を受け止めてられるのか、本当にドキドキワクワクしています。今日は楽しんでいってください!
小松菜奈さん(迎律子役)
やっと皆さんに観ていただけることがすごく嬉しくて、ドキドキワクワクしています。撮影は去年の春と夏の間ぐらいの時期で、佐世保の大自然の中でのびのびと撮影しました。本当に愛のある現場で、毎日が楽しかったです。「この時間が終わってほしくないな」と思うような日々でした。皆さんに今日、観てもらえるということで本当に嬉しいです。
真野恵里菜さん(深堀百合香役)
今日やっと皆さんに観ていただけるということで、ここから公開初日に向けて、皆さんにご協力いただき、この作品が広がっていけばいいなと思います。今日はぜひ楽しんでいってください!
中村梅雀さん(律子の父・迎勉役)
本作のオファーを受けた時、ベースを弾けると聞き、「おお!」という感じですぐにお引き受けしました。本当に楽しく、素晴らしい、集中力のある現場でした。セッションのシーンは世界に誇れるシーンが撮れていると思います。「早く公開の日が来ないかな」と、これほど待ち望んだ映画は僕の経験ではなかったです。おじさんとしては、この青春と友情に嫉妬しました(笑)。今日はどっぷりと作品に浸かっていただきたいと思います。
三木孝浩監督
完成披露試写会って一般のお客さんに初めて観ていただく瞬間なので、監督としてはすごく緊張する瞬間なんです。ですが、今回は初めて自信を持って舞台に立てているなと思っています。それは本当に、今回の映画がキャストの皆さんに引っ張っていただいたからです。特に知念くんと中川くんの頑張りがありまして、大事な演奏シーンに向けてみんなの気持ちが高まっていきました。現場は本当に楽しくて、その楽しんでいる姿が、誰が観ても楽しめる作品につながったんじゃないかなと思います。いつも以上に、「早く観てほしい」という気持ちでいっぱいです。僕にとってもこの映画が一生ものの映画になったような気がします。ぜひ楽しんでいってください。


MC:知念さん、初めての映画単独主演となりますが、撮影で楽しかったこと、つらかったこと、撮影の思い出などを聞かせてください。

知念さん:
「つらかった」と感じたことはなかったです。本作のお話を聞いてから、撮影に入るまではずっとプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、なんとか生活してきたという感じだったんです。ですが、現場に入ったら、監督をはじめスタッフの皆さんが本当に温かい方々で、すんなり入っていけたかなと思います。楽しかった思い出はいっぱいありますよ。みんなで撮影の合間にバドミントンをしたり、トランプみたいなゲームをしたり...。キャストだけじゃなく、監督や他のスタッフの皆さんと、撮影以外でもコミュニケーションを取れたというのが、これだけ愛のある温かい作品になった一つの要因じゃないかなと感じています。

MC:ピアノの練習も十カ月ぐらいされたんですもんね 。

知念さん:
そうですね。(2016年の)9月ぐらいから始めたのですが、一番初めに(アート・ブレイキーの)「モーニン」という曲のイントロを三日ぐらい練習しました。その時にまわりの大人の方々がびっくりするくらい褒めてくださったんです。それで「あれ、なんかいけるんじゃないか」という気持ちに勝手になってしまいました(笑)。そこから毎回、二時間、三時間と練習していったんですが、その時間がすごく楽しかったです。練習もとても充実していましたね。

MC: 褒めてもらうのはモチベーションにつながりますよね。

知念さん:
つながりますね。気持ちがノリましたね(笑)。

MC:中川さん、今回はドラムに挑戦されて、知念さんたちと素晴らしいセッションを見せてくださいました。練習で苦労されたこと、楽しかったこと、本番の達成感などを聞かせてください。

中川さん:
僕が最初にドラムのレッスンを始めたのは一昨年の7月頃だったと思うのですが、プロデューサーさん、三木監督、そしてドラムの先生と初めて練習する日があったんです。昔に、趣味でちょっとだけドラムを習っていたことがあったのですが、ジャズドラムというのは全く初めてでした。そこで「どれくらいできるのか、一回見せてみて」と言われて、叩いてみたんです。でも久々だし、監督と初めてお会いする日だったので緊張しちゃって、全然叩けなくて...。その帰り道、「確実に千太郎の役は降ろされたな...」という気持ちになっていました。そこから知念くんとも連絡を取り合いながら、「今、これくらい練習は進んでいるよ」とか、「こっちはこの曲が全部入ったよ」とか、近況を聞いて僕も焦ったりして...。(知念に向かって)プロデューサーの方は、知念くんのいない場所でも褒めていましたよ。

知念さん:
いやいや、こっちは大志のことをすごく褒めていたのを聞いて、「やばいな」と思っていたよ(笑)。

中川さん:
いやいや、僕も知念くんに焦らされて、「頑張らないとな」と思いました!

知念さん:
いやいやいや、僕は大志に...。って、なんか大人たちに上手くコントロールされていましたね(笑)。

中川さん:
うまく乗せられましたね。

知念さん:
でも良かったですね!

三木監督:
仲いいなぁ(笑)

中川さん:
すごくたくさん刺激を受けながら練習していました。

MC:そして小松さん、律子は薫と千太郎を見守っていたわけですが、小松さんも同様に知念さんと中川さんが練習をしてきたのを見守っていたと思います。セッションのシーンをご覧になっていかがでしたか?

小松さん:
最初は二人とも緊張していました。スタッフさんが初めて、二人がセッションをしているところを見るという場では私もドキドキしていましたね。二人とも顔はすごく緊張していました。でも佐世保に行って、撮影が(本格的に)始まってからは、どんどんと顔がいきいきとしてきたんです。それを見ていて、「自分もその輪に入りたい」と思う気持ちが出てきました。でも、二人ですごくイチャイチャしていて...(笑)。お互いがお互いを高め合って、すごく良いものにしていくというのがすごく伝わってきて、自然と涙が出てきました。二人のセッションシーンは本当に素晴らしかったです。

中川さん:
(笑いながら)イチャイチャなんかしていないですよ。(知念さんにちょっかいを出すように)かわいいネクタイだね。

知念さん:
(中川さんの靴下を指しながら)かわいい靴下だね。

中川さん:
千太郎カラーだからね。  (観客:笑)

MC:そして真野さん。美大生の役で、千太郎に思われながらも、ディーン・フジオカさんが演じている淳兄に心惹かれるという役でしたが、演じられて苦労した点、楽しかった点はありましたか?

真野さん:
千太郎が出会った瞬間に恋に落ちる相手でいなきゃいけないので、そこのプレッシャーはすごく感じました。また、初めてお会いする方々ばかりで、皆さんと同じシーンもあまりなかったので、どういうポジションにいたらいいのかなと考えました。皆さんはほぼ一カ月以上、泊まり込みでの撮影でしたが、私は前乗りで行って、撮影して、夕方に終わって帰るというサイクルだったので、作品を作る上で、どうみんなの中に溶け込んでいたらいいのかなということは、すごく考えました。でも、さっき知念さんが、バドミントンをしたと言っていたんですが、お昼休憩の時に小松さんが「ご飯を食べたらバドミントンをしますからね」と言って、四人でバドミントンをしました。みんな朝早くから夜遅くまで連日なのに、お昼休みにこんなに全力でバドミントンをするんだとビックリしましたね。

中川さん:
演奏シーンの前に、バドミントンで体力を使って怒られたりもしましたけれどね(笑)。

真野さん:
でもそういう活力が逆にこの作品の中で生きてきているので、その輪に入れたのはとても嬉しかったです。個人的にも三木監督の映画にはずっと出たいと思っていたので、先ほど三木さんが「一生ものの作品になりました」とおっしゃっていましたが、その作品に出られたのは(自分にとっても)一生ものの作品になったなと思いました。

MC:そして中村さん、若いキャストの皆さんが多いですが、現場の雰囲気は率直にいかがでしたでしょうか。

中村さん:
今の話にあった通り、和気あいあいだし、みんなの目がとにかくキラキラ輝いていました。本番になると監督から「もう一回! もう一回!」と何度もリテイクが来るんですが、へこたれずに何度でもチャレンジしていました。演奏シーンでも、いろんな角度でいろんな撮り方をしながら何度も撮るんですが、カットがかかってもまだ演奏し続けたりしていて。「そこも撮ってほしかったな」というくらい良かったです。とにかくセッションのシーンが僕としては一番心に残りましたし、セッションをしながら交わす目が、たまらなく本気のキラキラの目で、こういう音楽映画ってすごいなとつくづく思いましたね。

MC:"演じている"という感じじゃなくなっているのがすごくスクリーンから伝わってきました。

中村さん:
素の梅雀が楽しんでベースを弾いています(笑)。

MC:そして三木監督、皆さんを演出されて、ハーモニーはいかがでしたか?

三木監督:
(中村)梅雀さんがおっしゃったように、今回は音楽というのがベースにあります。それが世代を超えて、どの世代でも音楽が共通言語になってコミュニケーションできるってやっぱり素敵なことだなと思いました。特にセッションシーンがすごく、知念くん演じる薫もだんだんとセッションの魅力に入り込んで、そこから始まっていく物語なんです。とにかく梅雀さんの笑顔がとても素敵なんですよ。本気で楽しそうな顔をしています。

中村さん:
本気で楽しかったです(笑)。

三木監督:
梅雀さんが楽しんでいることが知念くんや大志くんにも伝わって、本当にみんなが楽しそうに演奏していて、撮っている方もワクワクしました。キャラクターとしては孤独を抱えた二人だったのですが、演奏している、セッションしているその瞬間だけは本当に幸せそうなんです。本当に幸せそうに目線を合わせながら演奏しているという姿になんか泣けてくるというか、現場でも撮っている最中でも、ちょっとウルッとくるぐらいの感動がありました。今回はそれを観客の皆さんにどうやったら素直に伝えられるかというのが命題でした。今回はそのままこれを伝えればいいんだという風に思わせてくれた撮影でしたね。

MC:セッションシーンが素晴らしいのでぜひご期待いただきたいなと思います。(ふとステージの下手方向に目をやり)あれ、皆さん気づいていました? ドラムと鍵盤が......(会場内歓声)。

知念さん:
雰囲気を出すための飾りじゃないですか? (観客:笑)

音は出るんですか?

MC:音は出るんです。 (観客:歓声)

中川さん:
やられましたね(笑)。

MC: 見たいですよね。 (観客:「観たい!」と歓声、拍手)

知念さん:
すでに手汗でびしょびしょです(笑)。

中川さん:
実はずっと前から知念くんの後ろにある、ドラムが目に入ってきていました(笑)。

知念さん:
気になっていた?

中川さん:
ずっと気になっていました。

MC:知念さんと中川さん、お願いできますか? (観客:拍手)

知念さん:
(会場のその様子を見て)ちょっとだけですよ。 (観客:大歓声)

二人は劇中でも演奏されたアート・ブレイキーの「モーニン」のイントロを演奏。


そしてそのイントロの演奏が終わると、おもむろにバースデーソングを演奏し始めた二人。それに合わせて会場の観客も合唱。そこに大きなケーキが登場し、小松さんはビックリした様子!

MC:というわけで小松さんへのバースデーソングです。小松さんおめでとうございます。

知念さん、中川さん:


おめでとう!

MC:小松さん、素晴らしい「モーニン」の演奏から、「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」になりましたが、お気持ちはどうですか?

小松さん:
(笑いながら)状況がよく分からないです。「何を弾くんだろう?」と思っていたら、聞いたことある曲だと思って...。嬉しすぎます!

知念さん:
これ(サプライズ)があったからすごく緊張していたんです。

小松さん:
演奏で緊張していたのかと思っていました(笑)。

知念さん:
劇中で演奏していない曲(バースデーソング)を演奏したからね。

中川さん:
そうだよね。ここでやるのは初めてだったから。

知念さん:
(客席に向かって)皆さんも一緒に歌っていただきありがとうございます。

三木監督:
もうちょっと聞きたかったよね。

中村さん:
何でベースを置いていないんですか? (観客:笑)

MC:中村さんにも演奏していただきたかったです!

中川さん:
本当に知念くんと演奏したのは撮影以来なんです。半年以上たっているもんね?

知念さん:
そうだよね!

MC:そうは思えないぐらいに息がピッタリでした。真野さん、どうでした。

真野さん:
かっこよかったです。(観客:フーという歓声)
サプライズもあったからなのか、二人とも本当に緊張していたんです。打ち合わせの段階から、話を聞いているのかなと思うくらい二人とも上の空で、それを見て菜奈ちゃんは笑っていたんですが(笑)。

MC:一緒に演奏したのは半年ぶりだったんですね。

知念さん:
久しぶりにやるということで、やると熱くなりますね。

中川さん:
本当にいろいろと思い出しますね。目が合うたびにキュンキュンするんですよ。 (観客:笑)

MC:監督も撮影を思い出したんじゃないですか?

三木監督:
映画の中でももっともっとすてきな演奏シーンが楽しめると思うので、ぜひこの後の上映も楽しんでください!

MC:ぜひ、映画も楽しんでいただければと思います。それではこれから映画をご覧になる皆さんに知念さんからメッセージをお願いします。

知念さん:
本日は皆さんありがとうございました。短い時間でしたが、トーク、演奏を楽しんでいただけましたでしょうか? (会場からの拍手に笑顔を見せて)よかったです。今日はゆっくり眠れそうです(笑)。この作品は本当にどの世代にも通用する、大切なものが詰まった作品となっております。3月10日公開ともう少し先ではありますが、本日観て、「坂道のアポロンいいな」と思われましたら、ぜひ皆さん友人だったり、恋人だったり、大切な人とまたぜひ観に行ってほしいなと思います。これから観ていただくということで、楽しんでいってください。ありがとうございました!

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