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映画記事詳細

大泉洋&サバンナ高橋、作品の完成度に太鼓判!「映画ドラえもん のび太の宝島」先行試写会

大泉洋&サバンナ高橋、作品の完成度に太鼓判!「映画ドラえもん のび太の宝島」先行試写会
<左から、高橋茂雄さん、大泉洋さん、川村元気さん>
劇場版38作目を数える「映画ドラえもん のび太の宝島」。
3月3日からの全国公開を間近に控えた2月19日、"大人だけの先行試写会"と銘打って、大人の観客だけを招待しての先行試写会を東京・スペースFS 汐留にて実施しました。
イベントには、のび太たちの前に立ちはだかる海賊のシルバー役を演じた俳優・大泉洋さんと、海賊トマト役で昨年に続く、史上初の二年連続ゲスト声優の座を射止めた高橋茂雄さん(サバンナ)、そして脚本を担当した川村元気さんが登壇し、本作の魅力、熱いドラえもん愛を語り合いました。
大盛り上がりとなった本イベントの詳細をレポートいたします!
大泉洋さん(海賊シルバー役)
キャプテン・シルバーを演じた大泉洋です。(観客の被り物に反応し)あれ僕ももらえますか? 娘にあげたいです(笑)。本日はよろしくお願いいたします。
高橋茂雄さん(サバンナ/海賊トマト役)
去年は怪鳥ヤミテムという人ではない化け物役でしたが、今年は人間の言葉をしゃべる役に出世できました(笑)。今日はよろしくお願いいたします。
川村元気さん(脚本)
普段はプロデューサーとして映画を作っていますが、今回、雇われ脚本家として作品に参加し、散々ダメ出しをされました(苦笑)。普段、自分がやっていることを味わいました。作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。


MC:完成した映画を観ての感想をお願いします。

大泉さん:
皆さんこれからご覧になるんですか? まだ観ていないんですか? 

高橋さん:
さっき言うてましたやん(笑)!

大泉さん:
聞いていませんでした(笑)。じゃあ、ネタバレしちゃダメなんですよね?

高橋さん:
それはダメでしょ(笑)。

大泉さん:
僕はシルバー役だって言ってしまいましたが...。

川村さん:
それは大丈夫です!

大泉さん:
出演しておいて失礼な話ですが、これまで「映画ドラえもん」は通らずに生きてきた人間なんです。子どもの頃からTVでは観ていましたが、映画は観ていなくて...。でも、「大人になっても泣ける」と映画の評判は聞いていたんですよ。今回、「なんぼのもんじゃい!」と思って映画を観たら、まあシルバーがいい! 「なるほど、これは泣けるな」と思いました。「映画ドラえもん」の良さを知ったので、これから順繰りに遡り、一年に一本観てやろうと思っています。

高橋さん:
全部で38本もあるので、全部観終わるときにはものすごい歳になっていますよ!

大泉さん:
僕が小学校一年生の時くらいから始まっているんですよね。第一作の「のび太の恐竜」にたどり着いた時には号泣すると思います。

高橋さん:
もしかしたらその頃には、(現実世界に)ドラえもんがいるかもしれませんね(笑)。

大泉さん:
今回、「青天の霹靂」でお世話になった川村くんが脚本ということで、彼がどういう人間なのかも知っているから、脚本を読んで「悔しい!」と思いつつ感動しました。

川村さん:
ありがとうございます!

高橋さん:
僕は毎年、映画を観ていて大好きなんですが、今年は台本をいただいた時から「メチャクチャ面白いぞ」と分かっていたんです。映画ができあがった時、ドラえもん役の水田わさびさんに会ったのですが「今年ヤバないですか?」と聞いたら、「今年はスゴイ!」とおっしゃっていました。「ドラえもんが言うてるやん! 間違いないな!」と思いましたね。本当に面白い作品に関われてよかったです。

大泉さん:
やはり、今年も面白いんですね!

高橋さん:
もちろん毎年面白いのですが、今年はドラえもんが言っていたもん!

大泉さん:
ジャイアンは何て言っていたかは分からないでしょ?

高橋さん:
ジャイアンも後ろで「うん」って言っていましたよ。

大泉さん:
じゃあ僕は本当に面白い作品に出させていただいたんですね。

高橋さん:
だから38年かけて過去作を観ている場合じゃないですよ。年内に全部観てくださいよ!

大泉さん:
毎年こんなに面白いのかと驚いています!

高橋さん:
今年は特に、ドラえもんファンの方に楽しんでいただけるかと思います。僕自身、大好きな映画シリーズの中でも本当に素晴らしい、泣ける作品だなと思っています。

MC:川村さんは、今年の作品に手応えは?

川村さん:
今年も何も、初めての脚本で、まず大泉さんの役をどうカッコよくするかプレッシャーを受けつつ書いたんです(笑)。僕自身、「一番尊敬する作家は藤子・F・不二雄先生」と昔から言っていましたし、初めての小説でも「石ころ帽子」という大好きな道具を出したりしていました。本当に大好きな「ドラえもん」で、「もし失敗したら死んでしまう...」と恐怖に震えながら書いていました。今回の今井一暁監督に素晴らしい作品にしていただきましたし、大泉さん、長澤(まさみ)さんも素晴らしかったし、星野源さんの曲も...。

高橋さん:
僕は? トマトは(笑)?

川村さん:
(高橋さんが)トマトだって最初、気づかなかったです(笑)。

大泉さん:
映画のどこに出ているんですか?

高橋さん:
おい! こんな扱いあるか?

大泉さん:
海賊が「俺はトマトや!」って言うわけでもないし、誰がトマトか分かります? 

高橋さん:
そんな野暮なこと言わないけれど(笑)。

大泉さん:
分からなかったですよ。

川村さん:
役としては、分からない方がいいですよ。

大泉さん:
今日はドラえもんが好きで来たんじゃないんですか?

川村さん:
(高橋さんは)去年よりもいいですよ、セリフも増えましたし。

大泉さん:
だって去年、しゃべっていないんでしょ?

高橋さん:
去年の役は「のび太たち、何をするんや? やめてくれ!(古代語で)」って台本に書いてありました(笑)。「古代語って何やろう?」と思いつつ、言葉じゃなくパッションで演じました。今年も「悪目立ちしていなかったら、それが何よりかな」と思いながらやりました。

大泉さん:
また芸人らしからぬ謙虚な(笑)。そして、また源ちゃんの曲がいいんだ!

高橋さん:
「ドラえもん」ですよ、曲のタイトル。自分で野球チームを作るときにチーム名を「野球」と名付けるようなものですよ!?

大泉さん:
それはどうか分からないけれど、とにかく源ちゃんの曲がいいんだ。劇中の一番いい時にかかるんです。「ここにはいないあなたへ」がいいわ。あれが流れてきたら、川村さんの脚本じゃなくても泣けるしね(笑)。あの子は本当にいい仕事をするね!

MC:今回の作品に関して、大人だから楽しめるポイントを教えてください。

大泉さん:
いやね、ホントに今回の作品、大人が楽しめるんです。子どもは楽しめますかね...?

高橋さん:
楽しめますよ! 何を言っているんだ、このおじさんは(笑)。

大泉さん:
子どもは観なくていいんじゃない?

高橋さん:
観てください(苦笑)!

大泉さん:
いやぁ、芸人さんと出ると楽ね。何言ってもバンバン突っ込んでくれる(笑)。

高橋さん:
これ芸人いなかったら、ただの悪口言うてる人ですやん!

大泉さん:
僕はあのダメなのび太くんがあんなに変わって、勇気を見せるところに泣けますね。のび太くん、あれはどこまでが目なんですか? のび太くんのメガネの中って全部白いですが、劇中、あの目の中全部がうるんでくるんです。あの泣き方がいいですよ。ドラえもんを助けるためにとんでもないことをするでしょ? 僕はのび太くん以上に勇気がある人は、世界にいないんじゃないかと思っています。あんなことできます?

高橋さん:
あなたは敵役ですけれども...(笑)。

大泉さん:
僕、いま一番尊敬しているのは、のび太くんですよ。あんなカッコいい人はいない!

高橋さん:
平昌オリンピックでいろんなすごい人たち、いっぱいいましたけれど...。

大泉さん:
のび太くんこそ金メダリスト! でもそのあと、しずかちゃんものび太と同じことやったので銀メダリスト!

高橋さん:
感動できるところはもちろんたくさんありますし、冒険のワクワク感もありますが、ドラえもんファンとしてぜひ見ていただきたいのが、ジャイアンとスネ夫がのび太に無茶ぶりするシーンですね。第一作の「のび太の恐竜」に遡ったら、恐竜を見つけられなかったら「鼻でスパゲッティを食え!」とか(笑)。

川村さん:
鼻スパですね(笑)。

高橋さん:
今年の映画では、鼻スパを超える無茶ぶりが出てきます。恐ろしい...。ファンは「これ!」となると思います。

大泉さん:
なるほど。ファンはそういうところも楽しめるのね。

高橋さん:
また、今回クイズというキャラクターが出てきていろいろクイズを出題してくるのですが、ぜひドラえもんとどちらが先に回答できるか競ってほしいですね。

大泉さん:
あれは考えますね(笑)。

高橋さん:
僕は全部負けました。ドラえもん、早いですもん。そういう楽しみ方もありますね。

川村さん:
今回の「宝島に向かう」というストーリーは、「宝探しキット」というひみつ道具がきっかけで始まるんです。僕はコミックスの「ブルートレインはぼくの家」というエピソードがすごく好きで、のび太の家がそのまま寝台列車になって夜の街を走るという内容なのですが、ああいう少し不思議な「SF」――日常に変なものがあるという状況が好きなんです。なので、今回のストーリーは、「ドラえもんの真骨頂」だと気に入っています。
また、ドラえもんのいいところは、クライマックスの一番カッコいいところで、ズッコケで解決するところだと思うんです。あのカッコつけ過ぎない感じにしたいなと思っていました。

大泉さん:
大人がしびれるカッコよさ――「カッコ悪、カッコいい」みたいな。

川村さん:
ドラえもんの特徴には、ネズミ嫌いとか石頭とかいろいろありますが、それが転じていい方向にストーリーが進むお約束をファンとして出したいという目論みがあったんですよね。

大泉さん:
僕は映画を一つも観てこなかったので、そういうところは一つも楽しめていないんですよ。

高橋さん:
38年遡ったら、鼻スパ出てきますよ(笑)。

大泉さん:
そこで泣けるんでしょうね...。

高橋さん:
泣きはしないと思います(笑)。

MC:最後にメッセージをお願いします。

川村さん:
今回、藤子プロから「脚本を書いてほしい」と依頼があり、最初に言われたのが、「小学校を卒業すると、ドラえもんも卒業する子が多いけれど、中学、高校、大学、親の立場でも楽しめるものを作ってほしい」ということでした。僕はこの歳になっても、ドラえもんに情熱を持ち続けてきたので、自分自身に向けても作ったつもりですし、今日は大人向け試写会ということで、皆さんに楽しんでもらえることを願っております。今日はありがとうございました。

高橋さん:
僕が出ているシーン以外にも楽しめるシーンがめちゃくちゃいっぱいあります。オープニングから「今までのドラえもんと違うぞ!」と感じると思いますので、最初から楽しんでください。トマトは太った海賊ですので、ちゃんと見てください。太った海賊ですから(笑)!

大泉さん:
今まで、こんなに大人が楽しめる映画と分かっておらず、油断してすっかり感動してしまいました。大人だけで観に行っても楽しいですし、親子で行ったら親はひどいことになると思います。私は海賊のシルバーという、今までやったことのないような役で、のび太たちの敵役ですがカッコいいです。大人も子どもも楽しんでいただければと思います!

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